金製品に入っているK18やK18GP、18K、K18YGってなに？

☆金製品に入っているK18やK18GP、18K、K18YGってなに？

ほとんどの金製品の表面には、その金の性質を表す刻印が施されています。本物の金を見分ける方法のひとつとしてこの刻印を確認してみましょう。

例えば、金の延べ棒であれば「999．9」または「FINE GOLD」という刻印が一般的です。これらはどちらも純金であることを表します。

 

☆刻印の意味　「K＋数字」

刻印には「K18」や「750」などと記載されており、これらは金の純度を示しています。

よく言われる「18金」と呼ばれる金は金が75%含んでいることを指し、これらは「K18」や「750」と刻印されます。

• K24　:　金100％
• K22　:　金91.6％
• K18　:　金75%
• K14　:　金58.5％
• K10　:　金41.6％
• K9　　: 金37.5％

 

☆色を表している刻印

金製品には様々なカラーがあります。これは別の金属を混ぜることで発色を出しているのですが、カラーによって刻印が変わります。指輪などの宝石に多い刻印になります。

• イエローゴールド:YG
• ピンクゴールド:PG
• グリーンゴールド:GG/GRG
• レッドゴールド:RG/RDG
• ホワイトゴールド:WG

指輪などによく刻印されている「K18YG」は18金のイエローゴールドという意味になります。

 

☆純度表記の後の部分が「GP」または「GF」と刻印されているものは金メッキ製品なので購　　入の際には充分注意してください。

• K24GP
• K24GF
• K18GP
• K18GF

 

☆うしろにKが付く物も、業者の間では「あとK」と呼んでいるもので注意が必要です。

• 24K
• 18K
• 14K

 

上記のように後ろにKが付くものは、東南アジア旅行などで購入された指輪やネックレスに多く見られます。

24Kと記載があっても実際はK18の比重、18Kと記載があっても実際はK14の比重と、ランクが下がる場合、もしくは偽物の金製品の可能性があるので注意が必要です。